がんサバイバーの回顧録と日常

アラフィフになってからの悩みだったり、どこにでもある普通の日常の話のブログです。

乳がん トリプルネガティブ・担当医に言われた言葉

術後に担当医に言われた言葉で、一つずっと残っている言葉があります。

私の乳がんのサブタイプはトリプルネガティブです。

エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体、(この二つは女性ホルモン受容体)HER2(タンパク質受容体)の3つのがん増殖細胞を持っていないので(3つとも陰性)トリプルネガティブと呼ばれるそうです。

 

乳がんと一括りに言ってもタイプがあり悪性度もタイプで変わってきます。またステージ(進行度)もあります。とはいえ、がんはがんですから、どんなタイプや種類の乳がんでも宣告されたら気持ちは同じだと思います。

 

ちなみに、何かの記事で読んだんですが、乳がん患者同士のマウンティングなるものが存在しているらしいんです。はっきり言ってあほらしい事なんですが、抗がん剤治療や全摘手術をしていない乳がんなんて、乳がんとは呼べないとか…なんのこっちゃ分からんマウンティングです。これはアホ過ぎてどうでもいい話でした。

 

 

では、私が担当医に言われたのは

『トリプルネガティブ乳がんは、治療標的がまだ見つかっていないので、抗がん剤治療・放射線治療をしっかりとやっていきます。予後は他のタイプの乳がんよりも悪くて、5年以内の再発率は他のタイプの乳がんより高いんです。

でも、悪い事ばかりじゃないんですよ♪5年を過ぎると他のタイプの乳がんよりも再発率はぐっと下がるんです!

 

治療中は再発の心配は全くなかったのに、放射線治療後何もしなくなったら急に再発の恐怖が襲ってくる時がありました。でも、その時に『悪い事ばかりじゃない!5年頑張れ!私の体!』って思ってました。5年過ぎて再発が0ではないですが気持ち的に楽になるんじゃないかと思うんです。

 

もうすぐ、術後4年経ちます。あと1年!再発率がぐっと下がるぞ!

 

最後に

私はトリプルネガティブ乳がんの悪い情報ではなく、いい情報を頭にインプットし続けてきたという話でした。これって、みんなが同じようなマインドにはならないと思うんです。

でもまあ、落ち込む日もあるけど、そこから抜け出せるなら落ち込む日(時間)も作ってもいいのかな~。あえて落ち込む日(時間)を作る。私の場合は、あくまでもあ・え・て作るんです。私の場合はなんか落ち込んでいる自分を俯瞰して見ると大したことないな~と思えてきて、落ち込む時間が勿体ない!と思えるんです。まあ、これは人によるんであくまでも私の場合です。

 

要するに能天気なんです!ハハハハハ~

スピリチュアルな発想をする人ではないので、これ以上は何も出てきません!以上。