がんサバイバーの回顧録と日常

アラフィフになってからの悩みだったり、どこにでもある普通の日常の話のブログです。

がん患者の心の回復

昨年末に、ネット記事(NIKKEI STYLE)でがん患者・遺族のレジリエンス治療なるものを知りました。読んでみて共感できたので是非シェアしたいなと思いました。

 

こちらが記事です。是非読んでみて下さい。

style.nikkei.com

 

そもそもレジリエンスの意味って⁉

コトバンクによると「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」という心理学的な意味で使われるケースが増えているそうです。

※最近は何でも横文字文化になってきて、英語苦手だとそこから調べるという厄介な事になっています😆

 

治療というから何か新薬とか新たな治療法と思いましたが、生きる意味や気力が薄れていく人の回復というイメージですかね。

治療と言ってもカウンセリングなので何かの薬を出される訳でもないようです。私がいいなと思ったのは『心の負の問題を取り除くのではなくて、心の健康的な部分に焦点を当てる』『レジリエンスは誰でも持っている』というところです。

 

がんと宣告された方にしか分からない辛さがあると思います。辛さの感じ方は千差万別です。幸い私はがんと宣告された時に、そこまで辛さを感じませんでしたが、次にもし再発などの告知をされる時はどんな風に感じるのかは、もちろん今は分かりません。

 

そんな時に、こんな治療が役立つ人もいるんじゃないかなと思いました。残念なことはこういった治療は、全国どこでも受ける事が出来ないという事です。なかなか地方に住んでいると元々医師不足なのに心のケアまでは難しいのが現実です。

 

そんな時に、

同じ悩みを共有できる場(ブログとかね🤗)があるといいですよね!

私の通っている乳腺クリニックにも、二ヶ月に一度乳がん患者さんのお茶会があるようです。(私は参加したことありません)なかなか同じ病気の人と知り合う機会がないので、利用してもいいかもしれませんね。

 

このレジリエンス治療って全ての病気や物事に共通していますよね。自分の生きがいを奪われることは、がんに限った事ではないし、がんだけが特別な病気とも思わないですし(なんせ二人に一人がなる時代ですよ!)。今のコロナでもこういった治療って必要なのかな⁉

 

心の問題は難しいですが、参考になれば幸いです。