がんサバイバーの回顧録と日常

アラフィフになってからの悩みだったり、どこにでもある普通の日常の話のブログです。

遺言書の話

昨年、父が亡くなりましたが、両親は数年前に遺言書を作成してくれていたので、色々な事が割とスムーズに進みました。

 

実はうちの家族は少しややこしくて、もし遺言書を作成していなかったらかなり大変だったと思います。

 

私は三人兄妹ですが六年前に兄が亡くなっています。

その兄はバツ2で、一回目の結婚で子供が二人、二回目の結婚で子供が一人います。この兄の相続(といっても、負の方です😅)で、父はかなり大変だったそうです。一回目の奥さんと子供は現在はかなり離れた所に住んでいて、尚且つ連絡先などは不明。二回目の奥さんと子供は現在も親交はあります。

取りあえず、父は知り合いの弁護士さんに相続問題を全て依頼。一回目の奥さんと子供を探して子供たちに相続放棄してもらうのに、数ヶ月かかったそうです。

一回目の奥さんは相続と聞いて何かもらえると思ったようで、中々子供たちの相続放棄に同意しなかったらしい… 実際は、負の遺産なので相続放棄しなかったら、エライことになるんですがね~。

 

まあ、こんな事があったので父は自分達が亡くなった場合に、また大変な事になると思ったらしく、兄の相続問題が一段落してから自分たちの遺言書を作成してくれました。

 

ちなみに、父の遺言書

現金、預金、証券、家財道具などは母に…

家の土地、山、田畑、農機具などは姉に...

私はというと…父の車(軽四)を相続😅

私の相続した父の車はそのまま姉に譲りました。

結果は私は何もありません!

 

元々そんなに沢山財産がある訳でもないのは知ってたので、一切不満はありません!

もちろんですが、母も遺言書作ってます!

今度は母の現金、預金、家財道具は姉と半分にするとなっています。

姉には言っていませんが、今度相続する時は一旦は受け取って、以前姉に貸して帰って来てないお金を返してもらって(一応わだかまりを無くしたい)その後は相続する現金は姉に渡す予定です。代々のお墓もあるし、色々とお金はかかりますからね~。まあ、そんな何千万も相続するものはありませんから…

 

私は子なし夫婦なのでなるべく早く遺言書を作成したいんですよね~。

今、どちらかがなくなれば配偶者三分の二、親が三分の一を相続する事になる。この場合は旦那の両親や私の母は相続放棄に応じてくれると思う。(お金が絡むと分からないけどね~)

もし、親が亡くなっていた場合...

旦那が亡くなった場合は、義妹に四分の一相続権が発生。

この場合は義妹に相続放棄お願いするのは出来そうです。(ぶっちゃけ、かなり貯めてるらしい...)但し、旦那が親から相続した物は義妹(もしくは姪)に渡そうと思ってます。

私が亡くなった場合は、四分の一が私の姉と兄の子供たち(三人)に発生。

この場合がかなりヤバい!兄の子供たち(一人目の奥さんの)がかなり危険なので、揉めそうです。正直、大金持ちの人の相続も大変だけど何百万とかの相続でも揉めるらしいですね。

 

遺言書さえ作成すれば、兄妹や甥姪に遺留分を請求する権利はないようなので、残される人のために作成した方がいいよね。

 

まあ、そんなこともあるので出来るだけ早く私たち夫婦も遺言書を作成したいと思ってます!

もちろん、お互いが亡くなった時は配偶者に100%いくような遺言書です。

その後残された方が亡くなった場合はお互いの甥っ子・姪っ子に相続できるようなものにしたいです。

だって、もし遺言書がなかった場合に最後に亡くなるのが

旦那の場合・・・義妹の娘100%(妹がなくなってる場合)

私の場合・・・・兄の最初の子供×2名、兄の二番目の子供×1名、姉の息子×2名(姉が亡くなってる場合)

まあ、どうなるか分からないけどね~。

出来れば、最後はお互いの甥や姪に相続させたいし…

その時になってみてこれは考える余地あり。

取りあえず、夫婦どちらかが亡くなった場合に配偶者に100%いくようにだけしておきたいです。

 

アラフィフ夫婦なのでいつ何があっても不思議ではないし、やろうと思っている時がやる時なのかな~。

 

しかし、父が遺言書を作成してくれて良かったです。

ありがとう!お父ちゃん!