先日、2020年の日本の大学進学率が約60％程あるという記事を読み、ちょっと気になり調べてみました。首都圏に限定するともう少し高くて約65％あります。
今から30年前の1990年代は約30％、2000年代は約40％、2010年代は約50％です。これも全国平均なので地方へ行くほど大学進学率は低くなっていくと思います。
こうやって見ると大学進学が当たり前になっているんだなぁ～と、改めて感じます。
ちなみに私は高卒です！
1991年に大阪市内に本社のある中堅の電機メーカーに入社して一般事務の仕事をしていました。同期の女性は9割が高卒か短卒で残りの１割が大卒、逆に男性は９割が大卒で１割が高卒という感じでした。
1999年にパパさん転勤の為、私も会社を退職して福岡へ。この転勤はMAX３年という期限付きだったので、仕事は正社員は無理だと判断し医療事務の講座に通って耳鼻科でパートを始めました。
2002年に奈良に帰って来てからは、自宅近くの整形外科で医療事務をしていました。ここでは女性スタッフが20名位（全員パート）いましたが、学歴も前職も色々でした。
2008年に35歳になり子供もいないし正社員で仕事を探そう！と思い転職する事に。割とあっさりと中小企業の一般事務に決まり現在に至るという感じです。
私がどこで学歴の壁にぶち当たったのかというと、2008年のハローワークでの職探しでちょっといいかな～と思った会社の応募資格の最終学歴の欄に『大卒以上』『短卒以上』となっていた事です。2002年の時はまだそこまでではなかったんです。
次の学歴の壁は今の職場に入ってからです。今の職場は中小企業といっても私がいる事務所は7人だけ、3人は関西の有名私大卒、2人は短大卒、2人が高卒です。
ここで入社してから何かの時に言われたのは『何で大学行かなかったの⁉』何でなんでしょう⁉どんな答えを待っていたんでしょうか⁉この質問は初めてでした。
”頭が悪かったから⁉”
ぶっちゃけ頭がすごく良かったかと聞かれると首を横に振ります！でも頭が悪かったかと聞かれると多分普通だと思います。
”家がめっちゃ貧乏だったから⁉”
多分ごく普通の家庭です。
入社して2・3年は事あるごとに『パピヨンママさんには分からないかもしれないけれど大学では～』等など言われることがありました。最近はあまり言われなくなったかな！まあ、悪気があって言ってる訳ではないと思うんです。
では何で大学行かなかったのか....⁉
答えは『当時の私はあまり勉強が好きじゃなかった！』単純な理由です。
高卒の私が言えるのは、学歴がないと同じスタートラインにも立たせてもらえない事がある。だから勉強は大事！勉強を頑張って損をすることはない。もちろん大学行かないとなれない職業もありますしね！
でも高卒の私が学歴が全てじゃないなんて言うと、学歴がないやつに限ってそういうよね～と言われそうですが、世の中は色んな人がいていいんじゃないでしょうか。誰かと比べるのではなくて自分の人生を生きる。
それに20代前半で勉強は終わりじゃない！
大人になってからでも勉強は出来るし、それが勉強じゃなくても趣味でもなんでもいい。知識を増やすことは学校を卒業してからでも出来る。
とはいえ、高卒だからってすごいコンプレックスに感じているかと言うとそうでもないですが....何故かと言うと生きていく上で学歴が全てじゃないって分かっているから！
そういえば、尾崎豊も歌ってましたよ！
「中卒・高卒・中退 学歴がやけに目に付く～♬」
