がんサバイバーの回顧録と日常

アラフィフになってからの悩みだったり、どこにでもある普通の日常の話のブログです。

がもんさんに便乗ご近所トラブル

がもんさんに便乗してご近所トラブルで怖かった話しをします。20年程前にパパさんの転勤で福岡市近郊に住む事になりました。

 

私も会社を辞めたので収入が減った事と、3年後にまた転勤になるかもしれないとの事で、住宅費にあまりお金を掛けたくなかったため、なるべく安いアパートにする事にしました。

 

住まいは隣が地主の大家さんで、2LDKの築5年くらいのハイツです。駐車場付き家賃6万5000円ぐらいだったと思います。パパさんの会社から住宅補助が半分くらいあったので実質負担はその半分。まあ、駅にも近いし3年住むならこのくらいで充分かなと…

 

世帯数は四世帯。私達の部屋は二階で、お隣さんは共働きのご夫婦。うちの下の部屋はご夫婦と幼稚園の子供さんの三人家族。もう一軒も夫婦二人。まあ、大体同世代の方々でした。引越しのご挨拶もして、当たり前ですが会えば挨拶する普通のご近所付き合いがスタート。

 

引越し後は、もちろんパパさんは仕事。私は仕事を辞めて付いてきたので3ヶ月くらいは失業保険もらいながら、のんびりしようかなぁ〜と!とは言え福岡には誰一人知り合いもいないし、最初は自転車で近所のスーパーに行ったりハローワーク行ったりと退屈な毎日を過ごしてました。

 

引越ししてから、1ヶ月経ったくらいの時、一人でいるとインターホンが鳴り出ると下の階の奥さん(私より少し年上)が、『今、暇ならお茶でも飲みに来ませんか?』と、今まで挨拶する程度のお付き合いでいきなり?とも思いましたが、ここはまあ一応今後の事もあるし、断るのも悪いかなぁと思い『直ぐに用意してお邪魔します』と返事をしました。

 

で、お家に入るとコーヒーだったか紅茶だったか忘れてしまいましたが頂いて、多分5分か10分ぐらい世間話をしたところで、いきなり『お宅の襖を開ける音や足音がうるさいので静かにしてほしい』のような事を言われ、ちょっとびっくりしましたが、『今後は気を付けます。申し訳ありません』と謝まり帰宅しました。

 

ぶっちゃけ、クレーム言うのに自宅に呼ぶ神経もすごいなぁ!とは思いましたが、こんな事初めてだったのでドキドキが凄かったです。パパさんにも足音やドアや襖に気を付けるように注意しておきました!

 

みなさん、ここで終わりじゃないんですよ…

 

その後も、会えば挨拶はしていたんですが、何故か無視! 時には一階の奥さんとヒソヒソ!

 

 

はい、ここでも終わりじゃないんですよ…

 

 

ある日、パパさんの帰宅を待ちながらTVを見て寛いでいると、パパさんが帰って来て、誰かと話しながら家の中に入ってくるではありませんか!

私は⁇どうしたん⁇  この人だれ⁉︎

パパさんが私に向かって

『なんか、水道管をカンカン、カンカン叩いて嫌がらせしてるんか⁉︎』

私は何のこっちゃ⁇

『は〜何、訳わからん事言ってんの⁇何でそんな事するんよ?』

 

一緒に入って来た人物は、下の階の旦那さんでした。それから洗面所の下の扉を開けて、『私が水道管を何かで叩いて嫌がらせをしている!止めさせろ!』『お宅の嫁さんはノイローゼ気味になってる!』と…

 

私はいきなり頭のトチ狂ったモンスター扱い!

 

この時は、パパさんが『うちの嫁はそんなんやってない』って言ってくれて終了。

 

最初にパパさんが私に水道管叩いてるんか?って聞いたのも、やってないって分かってるからワザと聞いたらしい!

 

その後も昼に台所の掃除してたら、下の階の奥さんから水道管叩いて嫌がらせしてるとクレーム!

 

その後、奥さんが働きに行かれるようになったらクレームは収まりました。

 

このハイツ、水道を出したり止めたりする時に、ウォーターハンマー現象で結構うるさかったんですよね〜

ハイツの造りは軽量鉄骨!外階段の音もよく響いてましたし…襖は閉める時にガラガラと音はしてたし…

 

でも、想像して下さい。薄暗い洗面所で棒を持った女が無心に水道管を叩く姿を…ホラーです。

 

しかし、ノイローゼ気味になってたのは下の階の奥さんだったと思うんです。

 

これは私のストーリーで、もう一つは彼女のストーリーがあるんですよね…

 

それってどんな話になっているんですかね…