がんの治療費って一体いくらかかるの⁈
がんの手術や治療費、いきなりの出費でどうしよう...と、不安になることもたくさんあると思います。
手術入院は事前に分かっていたので、限度額適用認定証を取り寄せています。(今は入院事前説明の時にどの病院でも限度額適用認定証を用意するように言われると思います。)
あくまでも私の場合ですが、最初の乳がんと診断されたクリニックから放射線治療終了時までの総額を報告致します。
診断~手術前検査の医療費
41,840円
手術及び入院費
64,476円
術後〜抗がん剤治療前の医療費
10,410円
抗がん剤治療(その間の検査含む)
249,540円
72,100円
ガーゼ代等(自費)
9,176円
交通費(バス・電車代)
12,790円
合計460,332円
まず私の場合の医療費は、ざっとこんな感じでした。
ここで注意したいのは医療費の窓口負担額3割というのは、国保でも社保でも同じですが、一ヶ月に支払う限度額が収入によって違うので、同じ治療をして同じ回数通院しても支払う金額が変わってくる事があります。
こちらは協会けんぽ(社保)の高額療養費のガイドです。(基本的限度額はどの健康保険も同じです)
私の健康保険は協会けんぽの被保険者(本人)です。標準報酬月額が26万円以下なので、『区分エ』一月の自己負担限度額57,600円 多数該当(簡単にいうと4か月目から)44,400円でした。
ちなみに、会社からの付加給付はありませんでした。(基本的に中小企業は余程の事がない限り付加給付の制度はないと思います)
私のお給料は一般的な女性の平均的な額だと思います。参考になればいいですが...
女性の場合は、ご主人の扶養家族になられている方も大勢いらっしゃると思います。その場合はご主人の年収によって高額療養費の金額が決まります。
社会保険の中には健康保険組合(社保)主に大企業の社会保険です。やはり、大企業なだけあり色々な付加給付があるようです。もちろん全ての健康保険組合にあるかは分かりません。やはりそこが福利厚生が整っているといえるんでしょうね。
という事で、ざっと簡単に私の治療費を書き出してみました。
医療保険に加入される際は
ご自身の健康保険がどんなものなのか⁉(なかにはご自身が協会けんぽか健康保険組合か知らない人もいらっしゃいます)
健康保険組合ならばどんな付加給付があるのか⁉
ご自身の年収(ご主人の年収)なら高額療養費の限度額はいくらなのか⁉
傷病手当金がいくらくらい貰えるのか⁉
などなど一度調べてみてもいいかもしれません!