がんサバイバーの回顧録と日常

アラフィフになってからの悩みだったり、どこにでもある普通の日常の話のブログです。

誰のお母さんですか…⁉︎

数年前のある日、とあるショッピングモールのスマホケース等を売っている

お店でのお話です。

パパさんと2人でブラブラとウィンドウショッピング。 

ちょうどスマホケースが欲しかったのでお店へ。

パパさんと選び始めた直後に

店員さん 『今日はお母さんのをお探しですか⁇』

    『ん⁉︎お母さん⁇』

店員さん 『はい、お母さんの!どんなの探されてますか⁇』

 

ここで私、瞬時に頭の中で一生懸命考えました。

ここには、パパさんと2人…

私達の母は連れてきてない…

もしかして、いや、もしかしてじゃなくて私のこと⁉︎

 

私     自分を指差して『私の事⁇』

店員さん  満面の笑みで 『ハイ!』

私は引きつり笑いをしつつフェードアウト!

通常であれば店員さんは『お客様何をお探しですか⁉』とか

『どなたかへのプレゼントですか⁉』とか、そんな感じですよね… 

 

店員さんは10代か20代前半男性...多分アルバイトかな。

フレンドリー感を出したのかな~

その店員さんからすると、私は明らかにおばさん…

でも、私の名前は知らない。 おばさんと言うのは失礼。という事で

完全に見た目でお母さんと呼べば失礼じゃない...

これでOKかな~と判断された訳です。

 

この話、同世代の子供のいる友人に言うと『で⁉何が問題⁉』

ってなるんですよ... 

 

でも私のように子供がいない者からすると、

”お母さん”とか”○○ちゃんのお母さん”とか言われたことがないんですよ!

もっと極端にいうと甥っ子姪っ子にも”おばちゃん”と呼ばれてない(呼ばせてない)ので、”おばちゃん”にも免疫がないんです(>_<)

 

これ、完全にテレビの影響だと思うんですけど、芸能人がロケ中に会った一般人に

いきなり”お母さん”とか”お父さん”って呼ぶやつです。

一度は見たことあると思います。

バラエティなんで、いきなり相手の懐に入って距離を縮めるにはいいのかも…

でも『失礼ですけどお名前お聞きしてもいいですか⁉』みたいな件が

あってもいいのかな⁉

でもバラエティー番組なんで堅苦しくなるのも、可笑しいのかな⁇

この辺りは、インタビューされることも、される予定もないから分かりませんが。

 ( でも、所さんの笑ってこらえては好きだけど(>_<) )

 

10・20代の頃は無敵です!若いだけで最強! 

おばさんになんて自分がなる訳ない!私もそう思ってました。

現実は違います。必ず老いが少しずつやって来ます。

それを少しずつ受け入れないと、どえらい事になります!

気を付けてください。

 

最後に...

皆がお父さん・お母さんにはなれないんです!

(私もなれてません(>_<))

こんなに色々な生き方をしている人が溢れている時代になんだかなぁ~

と後から考えさせられる出来事でした。

結婚しても子供がいる人、いない人、子供を作らなかった人、出来なかった人、

シングルで子供を育てている人、一生独身でいる人、性の多様性…

他にも挙げればきりがないけれど、子供が欲しかったり不妊治療中の方などを

知らないうちに傷つけているんじゃないかな~と思ってしまった出来事でした。

 

※私はというと『お母さんじゃないし!あんな大きな子産んだ覚えないし!』とかプリプリしてました。 パパさんは『しょうがないやん、そんな年齢やねんから』だとさ(>_<) 確かにそうなんですけど...

  一応ワンコたちのママではありますが... デコちゃん急にチューしてきます。

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